薬膳タイ料理の会に使う食材について

 🌿フレッシュハーブ🌿 スパイス】

タイ料理には、多彩なハーブを使い
パクチー、バジル、レモングラス、カー、ホムデン、パイマックルー、ブリッキーヌ などや スパイス は、料理に香りと風味、独自の奥深さを生み出します。
その効能も注目すべきところで 、食欲促進、消化促進、新陳代謝向上などの効果があります。

レモングラスなどは、腹部の満腹感の緩和や利尿作用、疲労時の強壮作用、陣痛の緩和、生理不順の解消などの効能が知られています。
食欲促進、消化促進、新陳代謝効果があります。

私が目指しているのは、薬膳タイ料理です。

この会で使うタイ料理の調味料やココナッツミルク、ココナッツシュガー などは、化学物質を含まない物を厳選し、野菜は無農薬の物を使っています。

                          【パクチーのデトックスパワー】

強い抗酸化作用を持ち、デトックス効果の高いパクチーは体内に溜まった有害金属(水銀、砒素、鉛、カドミウムなど)を体外に排出する「キレート作用」という働きを持っています。

キレートとは、ギリシャ語で「カニのハサミ」を意味し、カニがハサミで獲物を捕獲するように有害金属をしっかり包み込んで、尿や便などとともに体外へ排出します。

また体に有害な作用をおよぼす活性酸素の発生を抑制することもわかっています。

 

パクチーの利用法

( 葉や茎 )

サラダやスープ、カレーなどに。カップボードに入れて脱臭、消臭剤代わりも。

( 種子 )

軽く炒ってから潰すと香りのよいスパイスに。カレーに入れたり、肉の臭み消しに使用したり、粒のままピクルスに入れたり、オムレツ、クッキー、魚介料理などに。また消化促進作用、消臭作用もあるのでにんにく料理のにおい消しにそのまま頂いたりティーに。

( 根 )

潰して調味料として使用出来ます。 例えばパクチーの根とにんにく、白粒胡椒をペースト状に潰して肉の下味にしたり。パクチーの根とにんにく、唐辛子を潰してナムプラーとレモン汁、砂糖を加えてドレッシングにしたり。

 

( パクチーが含む栄養素 )

パクチーの葉の部分には、βカロテンが多く含まれています。βカロテンは体内で摂取されるとビタミンAに変わります。またパクチーにはビタミンCも多く含まれています。他、ビタミンB2、C、Eといったビタミン類を豊富に含んでいます

パクチーに期待される効能・効果

パクチーのデトックス排出効果の他にある効用としては・・・

食欲増進・健胃・強力な消化促進作用・解毒作用・抗菌作用・殺菌作用・去痰作用・リウマチなどの関節痛に対しての鎮痛作用・強壮作用・ガン抑制作用があります。また風邪や下痢を軽くする為にも使われます。

皮膚や内臓などの膜組織の形成を助け、キメ細かい肌や菌ウィルスから腸内を守るのに役立ちます。さらに、強力な抗酸化作用により、ガン予防・肝機能の回復・老化防止・呼吸器官にも有効的に作用します。

消化を促進し、食欲を増進させる効能もあります。マンニトール、リナロールなどの揮発性物質が消化を促進し、唾液を分泌させて食欲を増加させます。

その他、眼の保護、血管の保護、二日酔い、口臭や体臭の予防にも効果があります。

参考:
パクチー好きが急増中!?デトックス効果が絶大☆
苦手な人も思わず食べたくなる!? パクチーのデトックス&アンチエイジング力

 

パクチー(コリアンダー)が苦手な人でも食べれる方法?

パクチーを入れてチャーハンを作ります。独特の味がわからなくなるようにするようしっかり炒めることで、苦手な人が嫌な独特の香りや強みが消えます。

しかしパクチーをしっかり炒めてしまうと栄養も抜けてしまうので、だんだんと後から入れるように慣らしていきます。

また生パクチーだけでなく、粉末のコリアンダーや、乾燥パクチーを取り入れるのもよいでしょう。